夏が近づくと、100円ショップの入口近くに“水物コーナー”が立ち上がります。浮き輪、水風船、シャボン玉——そして水鉄砲。セリアの棚の前でつい足が止まり、童心にかえって1つ買ってみました。
この記事は、セリアで水鉄砲を1つ買って、自宅に持ち帰って遊び終わるまでを、撮った順にそのまま並べた記録です。比較表もランキングもありません。売り場で迷ったこと、水の入れ方、実際に撃ったときの水の飛び方まで、編集部が撮影した写真16枚でご紹介します。
💧 この記事について
- 🛒 実際に買って、遊んで、撮りました
- 2026年7月、編集部がセリアの店舗で水鉄砲を購入し、自宅とその周りで遊んだ記録です。掲載写真はすべて編集部が撮影したものです。品ぞろえ・価格・パッケージは店舗や時期によって変わります。
- 📷 写真について
- 場所が分かってしまう背景は、やわらかくぼかしています。写り込んでいる家族は本人の同意を得たうえで、顔が分からない角度で撮影しました。店内では、ほかのお客様や従業員は撮影していません。
- ⚠️ 遊び方について
- 水鉄砲は、人や物に向けて水をかける遊具です。今回は「目と顔はねらわない」「撃っていい相手と場所を先に決める」の2つを守って遊びました。お使いの製品のパッケージ・本体に書かれた対象年齢や注意書きにしたがってお使いください。
※価格・取り扱い・仕様は取材時点のものです。最新の情報は各店舗・公式サイトでご確認ください。
買ったお店
セリア
買ったもの
水ピストル「クリアサンダー」1点
使ったお金
110円(税込)
撮った写真
16枚(すべて掲載)
セリアの水物コーナーは、思っていた以上に“水鉄砲だらけ”だった
まずは売り場から。夏の水遊びグッズがまとまった一角に、水鉄砲がずらりと吊り下がっていました。手のひらサイズのピストル型、キャラクターがついたもの、押し出して撃つ細長いタイプ、そのとなりには水風船やシャボン玉、ぷにぷに系のおもちゃ。1つの棚に、こんなに種類があるとは思っていませんでした。

別の面に回ると、こんどは両手で構える大きめのタイプ。「BIG TANK」と書かれたタンクの太いものや、「Wタンクで撃ちまくれ」とポップのついたものも並びます。その下の段にはスイムゴーグル。プールや川遊びの持ち物が、そのまま横並びになっている売り場でした。


最後まで迷ったのが、この3つでした。選んだのは真ん中のクリアボディの「クリアサンダー」。決め手は、中身が透けて見えるので水の残りが分かりそうなこと、片手で持てる大きさであること、引き金を引くだけのシンプルな作りであること、の3つでした。セリアの商品は原則110円(税込)です。
持ち帰って開封。まずは全体をながめてみる
家に着いて、さっそく袋から出します。パッケージは吊り下げ式のビニール袋。表には「thunder!! クリアサンダー」「水ピストル」、そして縦書きで「ウォーターバトル サンダーバースト!!」の文字。雷のイラストがまぶしい、いかにも夏の駄菓子屋らしいデザインです。

中身を出すと、思ったより軽い。クリアなイエローグリーンで、光にかざすと向こう側が透けます。グリップには細かい凹凸の滑り止め。引き金の部分は、赤い棒がそのまま突き出したシンプルな作りで、内側の仕組みが外から見えるのがおもしろいところです。


ひっくり返して初めて気づいたのが、本体上部の後ろ寄りにある青い栓。ここが水を入れる穴です。栓は指でつまんで引き抜くだけ。本体側とつながっているので、外しても転がっていかないのが地味にうれしいところでした。

洗面台で給水。中が透けているから“満タン”が目で見える
洗面台へ移動して、水を入れます。給水口を上に向けて、蛇口の真下へ。穴が小さいので、蛇口はいっぱいまでひねらず、細めの水にするのがコツでした。勢いよく出すと、入り口ではねてしまいます。



水が入っていくと、本体の色が下からじわじわと濃く変わっていきます。クリアボディを選んでよかったのは、まさにこの瞬間でした。満タンにしても片手でひょいと持てる軽さ。栓を閉めて、そのまま外へ向かいます。
こはる
透明だと「あと何回撃てるか」が見えるので、子どもと遊ぶときにも「あと半分だよ」と声をかけやすいと思いました。中が見えないタイプだと、急に水が出なくなって“えっ”となりがちなので。
外へ。まっすぐ飛ぶのか、まず試し撃ち
まずは誰もいない方向へ、腕をのばして試し撃ち。引き金は軽く、人さし指1本でスッと引けます。ポンプを何度も引いて圧をためるタイプではなく、引き金を引くたびに1回ぶんの水が飛び出す方式でした。


飛び方は写真のとおり。広がる霧ではなく、細い一本の線が、ゆるやかな弧を描いて飛んでいきます。ねらったところに当てるというより、線の落ちる先を見ながら少しずつ角度を調整していく感じでした。どこまで届くかは、水の入り具合・引き金の引き方・風によっても変わります。
家族に協力してもらって、ミニ水鉄砲バトル
ここからが本番です。家族に的役をお願いしました。お願いしたのは「濡れてもいい服で、こちらに背中を向けて立つ」だけ。撃つ前に「顔と目はねらわない、背中だけ」とルールを声に出して確認します。


数歩ぶん離れた位置から撃つと、水の線はまっすぐシャツに届きました。びしょ濡れになるほどの水量ではなく、当たった部分の色が変わる程度。それでも当てられたほうは「冷たい」と声を上げていたので、暑い日に浴びるとしっかり気持ちいいようです。

近づくほど当てやすくなる一方で、勢いも強くなります。近い距離では引き金をゆっくり引いて弱めに——これは撃ちながらお互いに決めたルールでした。追いかけっこにすると盛り上がりますが、足元が濡れて滑りやすくなるので、走り回るなら地面の状態も見ておきたいところです。
人に向けないなら「的当て」がおすすめ
人に向けて撃つのはちょっと…という方には、的当てが向いていました。庭のライトの丸いカバーをねらってみたのがこちらです。

写真のとおり、水は線のままのびて、数歩ぶん先の的まで届きました。当たると「ぱしっ」と小さな音がするので、当たったかどうかが分かりやすいのもいいところ。空のペットボトルや紙コップを並べれば、それだけで的当てゲームになります。給水用にバケツへ水をためておくと、撃ち終わるたびに家へ戻らずにすみます。
遊んでみて分かったこと
◎ よかったところ
- 中身が透けるので残りの水量がひと目で分かる
- 満タンでも軽く、片手で構えられる
- 引き金が軽く、指1本で連続して撃てる
- 水が細い線で飛ぶので、当たった場所が分かりやすい
- 栓が本体につながっていて、なくしにくい
△ 気になったところ
- 手のひらサイズなので、給水の回数は多くなる
- 給水口が小さく、蛇口を細くしないとはねる
- 水の勢いは、大きなタンクのタイプにはかなわなそう
- クリアボディは、水あかや汚れが目立ちやすそう
- 濡れてもいい服・靴は必須
まとめると、ひとりで的当てをしたり、短い時間でわいわい遊んだりするのにちょうどいいサイズでした。長時間の水鉄砲バトルをするなら、売り場に並んでいた大きめのタンクのタイプや、複数本を用意しておくほうが向いていそうです。
遊ぶ前に決めておきたい3つのこと
水鉄砲は「向ける相手と場所」を先に決めてから
今回いちばん気をつけたのが、撃つ前のひと言でした。楽しくなると勢いがついてしまうので、遊びはじめる前に約束を声に出しておくと安心です。
- 顔と目はねらわない。細い線で飛ぶぶん、当たると痛い場所もあります。背中や足元など、当てる場所を先に決めておきます。
- 撃っていい場所を決める。道路や通行人、よその家、駐車中の車、洗濯物には向けません。今回は自宅まわりの、水がかかっても困らない範囲だけで遊びました。
- 遊び終わったら水を抜いて乾かす。中に水を残したままにせず、栓を開けて逆さにし、風通しのよい場所で乾かします。次に遊ぶときは新しい水を入れ直します。
あわせて、小さなお子さんと遊ぶときは大人がそばで見守ってください。製品によって対象年齢や使用上の注意は異なるので、パッケージ・本体の表示にしたがってお使いください。
セリアの水鉄砲について よくある質問
Q. いくらで買えましたか?
今回購入した水ピストル「クリアサンダー」は110円(税込)でした。セリアの商品は原則110円(税込)です。ただし品ぞろえや取り扱いは店舗・時期によって異なるため、同じ商品が並んでいるとは限りません。
Q. どんな種類が並んでいましたか?
取材した店舗では、手のひらサイズのピストル型、キャラクターがついたもの、押し出して撃つ細長いタイプ、両手で構える大きめのタンクつきタイプなどが並んでいました(写真参照)。品ぞろえは店舗の広さや時期によって変わります。
Q. 水はどうやって入れますか?
今回の商品は、本体上部の後ろ寄りにある栓を指で引き抜き、その穴から水を注ぐタイプでした。穴が小さいので、蛇口の水は細めに出すとこぼれにくいです。中が透けているので、どこまで入ったかを見ながら止められます。
Q. 水はまっすぐ飛びましたか?
霧状ではなく細い一本の線になって、ゆるやかな弧を描いて飛びました。数歩ぶん先に置いた庭のライトにも届いています。飛び方は水の入り具合・引き金の引き方・風によって変わるので、実際に撃って確かめるのが確実です。
Q. 遊んだあとはどうすればいいですか?
栓を開けて中の水をしっかり抜き、逆さにして風通しのよい場所で乾かしました。水を入れたままにしておくと中で傷みやすいため、次に遊ぶときは新しい水を入れ直しています。
まとめ:110円で、夏の1ページができた
セリアで買った水ピストル1つ、たったの110円。準備といえば洗面所で水を入れることだけで、あとは外に出るだけでした。
水が細い線になって飛んでいくのを目で追いかけたり、的に当たった小さな音に笑ったり。特別なことは何もしていないのに、写真を見返すとちゃんと「夏の1日」になっているのが不思議です。暑い日にちょっとだけ遊びたい——そんなときに、手のひらサイズの水鉄砲はちょうどいい相棒でした。
売り場の雰囲気から見てみたい方はセリア(Seria)店内レポートもどうぞ。夏の外遊びの持ち物なら水筒やレジャーシート、保冷剤も100円ショップでそろいます。買ったものでもうひと遊びしたくなったら、スポンジと粘土で食パンスクイーズを作ってみた記録もあわせてどうぞ。
この記事を書いた人:こはる(「暮らしの小物帖」運営)
「暮らしの小物帖」を運営しているこはるです。100均巡りと暮らしの便利グッズ探しが好きな30代。実際に買って、使って、遊んで試すことを大切にしています。
写真:すべて編集部が撮影(2026年7月)。場所が特定できる背景はぼかし処理をしています。品ぞろえ・価格・パッケージ・仕様は店舗や時期によって異なります。掲載画像の無断転載を禁じます。

