「きみの箸」のHP


つながるキッチンからこどもの成長箸『きみの箸』が誕生しました🥢

HPのキービジュアルや、商品撮影を担当させていただいた、リビングフォトの今道しげみです。

このお箸は『こどもの成長に寄り添う』がテーマなので、優しくて、あったかくて、深い愛情が伝わるようなビジュアルを目指しました。

KIDS PHOTO

広告写真家としも仕事をしていますが、このお箸にはそれ以上の強い思い入れを感じています。
『きみの箸』の企画・開発をしたのは、日ごろから親しくさせていただいている、まいまい、中原麻衣子さんです。
息子さん、R君の1歳のお誕生日の撮影をさせてもらったのがお付き合いの始まりでした。今は11才になるのかな?

「きみの箸」は、まいまいが二人の子育てをしながら、子供たちのために「あったらいいな」という強い思いを形にしたものです。

「かたち」にするには、それに費やす情熱と時間が必要で、自分の子供の成長に間に合わないこともあります。男の子は思春期にはいると、どんなに素直な子でも、母親の仕事に、ましてや「モデル」として出るなんて恥ずかしいと、協力してもらうのが難しくなります。

撮影準備のミーティングの際、お箸を持ち始めたばかりの年齢の小さい子をメインビジュアルにという話が進んでいる中、「母親の思いを込めるためにもモデルは是非ともR君でお願いしたい。」と私の唯一のリクエストを伝えました。まいまいの目に途端に涙があふれ出し、ミーティングで私は「クライアント」を泣かせてしまって、ちょっと焦りました!撮影では、Rくんが、年下のKくんのお世話をしながら大人の時間に付き合ってくれたことに感謝です。多分ギリギリのタイミングだったのではないかと思います。

「きみの箸」は子供の成長に合わせて、5mm刻みで作られています。
ほんの僅かしか使わないものだからこそ、その貴重な時間を思い出せる記念品になります。

そんなことに思いを馳せながら、11年前に私が撮らせてもらったアルバムをもう一度開いてみました。

私は「フォトレッスン」をメインワークにしていていますが、コスメブランドなどの広告の仕事も長く携わっています。しかし、「プロフィール写真」や「ファミリー ポートレート」の撮影をしているのは全く宣伝もしていないし、SNSに出すこともないので、人物撮影をしているのを知っている人はごくわずか。それでも口コミで時々オファーをもらうのは嬉しくて、今でもスケジュールが合えば、面識のある人に限りお受けしています。

11年前に撮影したファイルを開けてて、新たに現像してみました。まいまいも、Rくんも、笑顔が最高です!!!!!!

次は商品撮影について書きますね。