SNSで見かける、ぷにぷに握って遊ぶ「スクイーズ」。かわいい食パン型のものが気になっていたのですが、ふと売り場で思いました。「これ、ダイソーのスポンジと粘土で作れないかな?」
思い立ったその日にダイソーへ行き、キッチンスポンジと軽量粘土の2点(合計220円)だけを買って、自宅で食パン風スクイーズを作ってみました。この記事は、そのときの失敗も含めた作業記録です。手順・かかった時間・触り心地・気づいたコツまで、撮った写真といっしょに順番にご紹介します。
🍞 この記事について
- 🛠 実際に買って、作って、撮りました
- 2026年7月、編集部がダイソーで材料を購入し、自宅で作った記録です。掲載写真はすべて編集部が撮影したものです。品ぞろえ・価格・パッケージは店舗や時期によって変わります。
- 💬 あくまで個人の工作記録です
- メーカーが想定した使い方ではなく、市販のスクイーズを再現することを保証するものでもありません。仕上がりや乾き方は、粘土の種類・厚み・季節によって変わります。
- ⚠️ 安全について
- ハサミを使う工程があります。小さなお子さんと作る場合は、刃物を使う作業は大人が行ってください。完成品は食べ物ではありません。誤飲・口に入れる事故を防ぐため、乳幼児の手の届く場所には置かないでください。
※価格・取り扱い・仕様は取材時点のものです。最新の情報は各店舗・公式サイトでご確認ください。
材料は、ダイソーで買った2点だけ
まずは買い出しから。向かったのはダイソーの粘土売り場です。工作用の粘土は種類が豊富で、紙粘土・軽量粘土・のびる粘土などがずらり。今回選んだのは「しっとりなめらかねんど(白)」。パッケージに「とてもよくのびる」とあり、パンの表面をなめらかに包むのに向いていそうだと考えました。


続いてキッチンのスポンジ売り場へ。スクイーズの中身(パンの白い部分)になるので、選ぶ基準は「厚みがあること」。薄いシートタイプではなく、しっかり厚みのあるネット付きスポンジを選びました。
🧺 用意したもの
| もの | どこで | 価格(税込) |
|---|---|---|
| キッチンスポンジ(ネット付き・厚手) | ダイソー | 110円 |
| しっとりなめらかねんど(白) | ダイソー | 110円 |
| ハサミ/ペン/茶色の絵の具/クッキングシート | 家にあったもの | — |
材料費は合計220円(2026年7月・ダイソーで購入)。焼き色をつける絵の具や下書き用のペン、ハサミも100円ショップで扱いがありますが、価格・取り扱いは商品や店舗、時期によって異なります。
こはる
スポンジ売り場と粘土売り場は店内でかなり離れていました。売り場の位置を先に把握しておくと買い出しがスムーズです。
【前半】スポンジを“食パンの形”に切り出す
ここからが本番。まずはスポンジを食パンのシルエットにしていきます。
スポンジのネットを外す
買ってきたのは、白いスポンジに研磨用のネットがかぶさったタイプ。このままだと表面がザラザラしてパンに見えないので、ネットを外して中の白いスポンジだけを使います。端から引っぱると、思ったよりあっさり外れました。


食パンの形を下書きする
スポンジに、ペンで食パンのシルエットを軽く下書きします。上側が丸くふくらんだ山型にするか、四角い角型にするか。今回はせっかくなので2枚とも違う形で作って、どちらがそれっぽく見えるか比べることにしました。

下書きに沿ってハサミで切る
下書きに沿ってハサミでカット。スポンジは押すと沈むので、強く握らずに、刃を小刻みに進めるのがコツでした。一気に切ろうとすると断面がガタガタになります。


切り出した2枚を並べてみると、この時点でかなりパンっぽい。ここまでで20分ほど。順調です。
【中盤】粘土をかぶせて“パンの質感”をまとわせる
スポンジのままだと表面がボソボソしていて、どうしても「スポンジ」に見えてしまいます。ここに薄くのばした粘土を服のようにかぶせるのが、今回のいちばんの山場でした。
粘土をよくこねる
袋から出した粘土は、マシュマロのように白くて軽い手ざわり。まずは手のひらでよくこねて、やわらかさを均一にします。ベタつきは少なく、手にはほとんど残りませんでした。

クッキングシートの上で薄くのばす
粘土を2等分し、クッキングシートの上で手のひらを使って薄くのばします。スポンジの表面をぐるっと包める大きさが目安。厚すぎるとぷにぷに感が消え、薄すぎると破れるので、ここは慎重に。

クッキングシートが手放せませんでした
机の上で直接のばすと、粘土が張りついて持ち上げるときに破れてしまいます。クッキングシートの上でのばすと、そのままシートごと持ち上げてスポンジにかぶせられるので、失敗がぐっと減りました。
かぶせて、余分を切って、なじませる
のばした粘土をスポンジにふわりとかぶせ、側面へ沿わせていきます。はみ出した部分はハサミでカット。切り落とした粘土は、へこんだところに足して埋められるので、捨てずに取っておくのがおすすめです。


最後に、つなぎ目やシワを指の腹でならして表面をなめらかに。指先に少し水をつけると、粘土がのびてつなぎ目が消えやすいと気づいてから、仕上がりが安定しました。
【仕上げ】焼き色をつけて、まる1日乾かす
パンの耳の焼き色を、スポンジでポンポン
いよいよ食パンらしさを決める焼き色づけ。筆で塗るとムラや筆あとが目立ちそうだったので、余ったスポンジの切れ端に茶色の絵の具を含ませて、ポンポンと軽く叩いて色をのせる方法にしました。これが大当たり。スポンジの気泡が細かいムラを作ってくれて、パンの耳のざらっとした質感になりました。

絵の具はたっぷりつけず、かすれるくらい少なめにして、薄い色を重ねていくのがコツ。白い面と耳の境目は、あえてぼかすと本物っぽくなります。ここまでで作業は1時間半ほどでした。
あとは、ひたすら待つ
最後は乾燥。粘土がしっかり乾くまで、風通しのよい場所に置いておきます。今回はまる1日以上(約1日半)放置しました。触りたくなるのをぐっとこらえる時間です。厚みや季節によって乾く時間は変わるので、表面を触ってべたつかなくなったら目安になります。
完成! 2枚の食パンを並べてみた
1日半後。乾いた2枚がこちらです。


結果として、山型より角型のほうが「食パンっぽい」という結論に。山型は上のカーブを大きくしすぎて、少しドームパンのようになりました。次に作るなら、山のふくらみはもっと控えめにします。
押して、にぎって。スクイーズ感を確かめてみた
いちばん気になっていたのがここ。粘土が乾いたら、カチカチになって握れないのでは? という不安がありました。


結果はちゃんと、ぷにぷに。薄くかぶせた粘土は乾いてもしなやかさが残り、中のスポンジが押した力を受け止めて、離すとゆっくり戻ってきます。市販のスクイーズのような「ゆっくり復元する」動きとまではいきませんが、握り心地はかなり近いものになりました。
ただし、強く折り曲げると粘土の表面に細かいシワが入ります。粘土を厚くのせた部分ほど、曲げたときに白い筋が出やすいと感じました。薄くのばせた場所ほど、ぷにぷに感がきれいに残ります。
こはる
乾いたら固まってしまうかも…と半信半疑でしたが、押した瞬間に「ぷにっ」といったときはうれしかったです。粘土は薄く、これがいちばん大事だと思いました。
作ってみて分かった、コツと反省点
◎ うまくいったこと
- 粘土は薄くのばす——乾いてもぷにぷに感が残った
- クッキングシートの上でのばす——破れずに持ち上げられる
- 焼き色はスポンジの切れ端でポンポン——筆あとが出ない
- 絵の具はかすれるくらい少なめに、薄く重ねる
- つなぎ目は指に少し水をつけてならす
△ 次はこうする
- 山型のカーブを大きくしすぎた——ふくらみは控えめに
- 粘土が厚い部分は、曲げると白い筋が出た
- スポンジを一気に切ると断面がガタガタに
- 乾燥に1日半かかった——作ったその日には遊べない
総じて、失敗の原因はほとんど「粘土が厚い」ことでした。迷ったら薄く。これが今回いちばんの学びです。
⏱ かかった費用と時間(今回の場合)
- 材料費:220円(税込110円 × 2点/2026年7月・ダイソーで購入)
- 買い出し:粘土売り場とスポンジ売り場を往復して10分ほど
- 作業:切り出しから焼き色づけまで約1時間半(2枚ぶん)
- 乾燥:約1日半(厚み・季節によって変わります)
作るときに気をつけたいこと
できあがっても、食べ物ではありません
見た目が本物の食パンに近づくぶん、小さなお子さんが口に入れてしまう心配があります。乳幼児の手の届く場所には置かないでください。また、ハサミを使う工程は大人が担当し、粘土や絵の具は各パッケージの対象年齢・使用上の注意にしたがってお使いください。完成品を食器やキッチンまわりに置くのも、食べ物と間違えるもとになるので避けたほうが安心です。
食パンスクイーズの手作り よくある質問
Q. 粘土は乾くと固まって、握れなくなりませんか?
今回使った軽量粘土を薄くかぶせた場合は、乾いたあとも表面にしなやかさが残り、押すとへこんで戻る状態になりました。ただし粘土を厚くのせた部分は曲げたときに白い筋が出やすく、粘土の種類・厚み・乾燥具合によって仕上がりは変わります。
Q. 乾かす時間はどれくらい必要ですか?
今回は風通しのよい室内で約1日半置きました。粘土の厚みや季節・湿度によって変わるので、表面を触ってべたつかなくなるまでを目安にしてください。作ったその日に遊びたい場合は、時間に余裕をもって始めるのがおすすめです。
Q. スポンジはどんなものを選べばいいですか?
今回は厚みのあるネット付きのキッチンスポンジを選び、ネットを外して中の白いスポンジを使いました。薄いシートタイプよりも、厚みがあるほうが食パンの断面らしい形にしやすいと感じました。100均のスポンジは種類が多いので、売り場で厚みを確かめてから選ぶと失敗しにくいです。
Q. 子どもといっしょに作れますか?
粘土をこねる・かぶせる・色をつける工程は、いっしょに楽しめると思います。ただしスポンジを切る工程はハサミを使うので、大人が担当してください。完成品は食べ物ではないため、口に入れてしまう心配のある年齢のお子さんの手が届く場所には置かないでください。
Q. 材料は100円ショップだけでそろいますか?
今回買ったのはスポンジと粘土の2点だけで、どちらもダイソーで購入しました(2026年7月時点・税込110円)。はさみや絵の具も100円ショップで扱いがありますが、品ぞろえ・価格・取り扱いは店舗や時期によって異なります。
まとめ:220円と1時間半で、ぷにぷにの食パンができた
ダイソーのキッチンスポンジと軽量粘土、たった2点・合計220円で、握って遊べる食パン風スクイーズができました。作業そのものは1時間半ほど。特別な道具も型もいらず、必要なのは「粘土を薄くのばす」ことへの根気くらいです。
思ったとおりにいかなかったところ——山型のふくらませすぎ、粘土の厚い部分に出る白い筋——も含めて、次はこうしようと考える時間そのものが楽しい工作でした。同じ材料でも、焼き色の入れ方ひとつで表情が変わります。気になった方は、まず厚めのスポンジ1個と白い粘土1袋から試してみてください。
材料選びの参考には、粘土は100均に売ってる?やスポンジは100均に売ってる?もどうぞ。売り場でどこを見ればいいか迷ったときは大型ダイソーを歩いてみた体験レポート、買い出し前に在庫を確かめたいときはダイソーの在庫検索アプリを使ってみたが役に立ちます。
この記事を書いた人:こはる(「暮らしの小物帖」運営)
「暮らしの小物帖」を運営しているこはるです。100均巡りと暮らしの便利グッズ探しが好きな30代。実際に買って、使って、作って試すことを大切にしています。
写真:すべて編集部が撮影(2026年7月)。品ぞろえ・価格・パッケージ・仕様は店舗や時期によって異なります。掲載画像の無断転載を禁じます。

